●入居者インタビュー:フィオーレ浅草 編(3)

インタビュー
インタビュー風景

@ シェア住居に住んでいて良かったと思うことは?

東城さん: やっぱり誰かしら人がいるということだと思います。普通に学生生活をしていたら出会わないような社会人と知り合えたりして、視野が広くなると思います。こんな仕事をしている人は、こんな生活リズムなんだ、とか人生サンプルが見えてくるような感じです。あとは甘えた話になってしまいますが、共用部の掃除をしてもらえるので、そこは楽だと思いますね。

@ シェア住居に住んでいて難しいと思うことは?

東城さん: 住んでいる人次第で雰囲気が良くも悪くもなってしまうところですね。コミュニケーションがうまくとれない人や挨拶程度もできない人は困ってしまうし、やりづらいですね。なんにせよ人次第です。

@ シェア住居生活の中でポジティブな面で印象的な出来事はありましたか?

東城さん: 出来事というよりは、日常的に人付き合いの幅が広がって面白いことが増えたように思います。一人だったら行かないような飲み屋やバーに連れて行ってもらったり、そんな経験はシェア住居でないと無いと思います。

@ シェア住居生活の中でネガティブな面で印象的な出来事はありましたか?

東城さん: 人と一緒に住むことが好きではないのかな、という人がいたことがあって、その時はネガティブな印象を受けました。入居者の友達とリビングでエクササイズしていたら何か言われたり、下駄箱が開いていたとか換気扇がつけっ放しだった程度で少しきつく言われたり。基本的に入居者間のことは一回管理人さんを通して話すようになっているのですが、直接手紙を入れられたりもしました。寛容になれない人、神経質な人には向いていないと思います。

@ 建物のつくりとして良いと思うところ悪いと思うところはありますか?

東城さん: 玄関が2階にあって階段を上らないと入れないし、1階が事務所なので防犯面で安心ですね。あと建物が上下方向に分かれている感じなので、ある程度居住者同士が分離されていてプライバシーの面からも良いと思います。良くない点といえば、2階の人はリビングが近いので少し音が気になるみたいです。

@ 玄関入ってすぐに共用部があることはどう思いますか?

東城さん: すぐに共用部があるほうが良いと思います。自分の住んでいるシェア住居にどんな人がいるかは最低限分かっておきたいので、玄関すぐに共用部があれば自然と会う機会が増えるので良いと思います。

インタビュー風景

@ 居心地はどうですか?

東城さん: 楽しくて居心地よいです。コミュニティの感じも落ち着いていて、かといって暗い感じでもないので良いと思います。

@ 今後どれくらい住む予定がありますか?

東城さん: 最初は2年間住もうと思っていましたが、オープニングのときからの個人的に仲の良い子が出て行ったら、出ることも少し考えるかもしれないですね。

@ シェア住居生活をして自分が何か変わったと思うことはありますか?

東城さん: 皆といろいろな所へ行くことが多くなって、行動的になったかもしれません。もともとは基本インドアな体質だったので。人の声が共用部から聞こえてきたりすると降りていきたくなったりしますね。

@ これからのシェア住居に期待することはありますか?

東城さん: やたらに増えて管理の不十分な物件が増えるのは問題だと思います。フィオーレ浅草のような、しっかりと管理の行き届いた物件が増えて欲しいと思います。単純に増えるということに関しては不安ですね。

@ どのような人にシェア住居はお勧めできますか?

東城さん: 人付き合いが好きな人、人恋しそうな人ですかね。一人暮らしで落ち込んだときに沈んでいってしまう人もいるみたいなので、一人暮らしが合わない人にも良いかもしれません。あとは実家から出てくる人には、とりあえずのワンクッションとしても良いと思います。

@ どのような人にシェア住居はお勧めできませんか?

東城さん: 人の行動がいちいち気になってしまう人、神経質な人、最低限のルールやマナーが守れない人は難しいと思います。

@ 今後やりたいこと、将来の夢はありますか?

東城さん: とりあえずは、ちゃんと勉強を始めようかな…。将来的には仕事も含めて外国で生活したいという思いがあります。

@ 今日はどうも有難うございました。